サイボウズ式

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働き方・生き方の多様な価値観に出会えるメディア「サイボウズ式(https://cybozushiki.cybozu.co.jp/)」の公式noteアカウントです 。カイシャ・組織、家族と仕事に関する企画をお届けします。

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  • ブロガーズ・コラム

    チームワークや働き方に関するコラムをお届けする特集シリーズです。チームワークって何だろう? チームで働くうえで大切なことって? ブロガーのみなさんの体験談をもとに、新しい価値を生み出すチームと働き方についてお伝えしていきます。

  • 長くはたらく、地方で

    サイボウズで複業をしながら、地方中心の働き方をしているサイボウズ式編集部員が、これからの仕事や人生のあり方を語る特集シリーズです。実践しているからこそ分かる気づきや発見、建前と本音を、包み隠さずありのままにコラム形式でお届けします。

  • 働きやすい会社のヘンなところ

    サイボウズではアタリマエの「ちょっとおかしい」会社の常識をお届けする特集シリーズです。公明正大、質問責任と説明責任、分報。転職してきた人や他の会社の方々が思わずびっくりしてしまうようなサイボウズの常識をマンガ形式でお伝えしていきます。

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IT企業のサイボウズが「企業色ゼロ」のTシャツを作った理由──「チームワーク」を自由に描いてみた

サイボウズ式が「Tシャツ」を作りましたこの度サイボウズ式では、新たな挑戦として「"チームワーク"を表現したオリジナルTシャツ」を作りました。 「デザインの指定はありません。みなさんが想像する"チームワーク"を、自由に表現してほしいです。」 先入観にとらわれない自由な発想で「チームワーク」を表現してもらうため、3名のイラストレーターに依頼。すると今までのサイボウズ式にはなかった、新しい「チームワーク」のイメージが現れました。 従来の「企業ノベルティ」らしくない新たなグッズ

    • また1週間が始まる……。「月曜日の憂鬱」をのりこえる方法、コラムニスト11人にきいてみた

      自分好みの気分転換をするまずは、「自分好みの気分転換をする」派のみなさまです。 「苦しい時は笑えばええ」とサウロは言った SNS界でファンも多く、本業では出版社メディアの編集長を務めるたらればさん。 元気を耳から注入!人生のBGMを強制チェンジ ライターとして、各種ウェブメディアで執筆活動を行うりょかちさん。 「テンプテーション・バンドリング」を活かす サイボウズ式のグローバルメディア『Kintopia』編集長のアレックスさん。 月曜という概念を捉え直す次は、

      • 仕事がしんどいなら「チーム」だけでなく「孤独」も使いこなせ

        今まで以上に「チームで働くこと」の価値が問われる時代コロナ禍がきっかけとなり、リモートワークを導入する企業が一気に増えました。オフィスを完全に廃止して、すべての仕事をリモートで行うところまではいかなくても、部分的に自宅から仕事ができる体制を取り入れた企業は、かなりの数にのぼります。 僕自身も、ここ数年間はほとんどリアルで出社はせず、自宅からリモートワークをするという体制で働いてきました。実際にやってみると、この働き方にはメリットがたくさんあることがわかります。 それまで

        • 仕事を気にして休めないなら、休むのも仕事だと思えばいい

          休むのが苦手だ。 「苦手」といっても別に、もっと働きたいというわけではない。できれば私はずっと、ベッドで漫画を読んでいたい。近年のジャンプは最高である。 だからこれは「休むのが苦手」というよりは、「休むのが得意じゃない」という意味。きっとヘタなのだ、休むのが。だって、休んでいても仕事のことが気になってしまう。すると、土日でもなんだかんだ、手を動かしてしまっている。 そんな私にとっては、有給なんて一番、精神的によくない。外に出ようものなら「今この社会で自分以外の多くの人

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          「できませんと言うのは負けだ」という思い込みから、頑張りすぎてしまった話

          「頑張ってね」「頑張ります」 日々なにげなく使っている「頑張る」という表現。ふと、辞典で意味を引いてみました。 「困難にめげないで我慢してやり抜く」ーーなかなか大変そうな意味ですね。 とはいえ、何かを乗り越えようとするとき、自分の可能性を伸ばそうとするときに「頑張る」というのは必要なこと。その先にある達成感と成長の手応えは、多くの人が感じたことのあるものだろうと思います。 一方で「頑張りすぎないでね」ともよく言われます。わたしも「頑張りすぎ」てしまって心身に不調を起こ

          「できませんと言うのは負けだ」という思い込みから、頑張りすぎてしまった話

          「定年後も働かせてあげる」──年齢による差別がカイシャを潰す? 人口減少社会の処方箋はシニア社員との関係にあった

          仕事は同じなのに、給与は減らされる現実先日、定年後に再雇用された方が、正職員時代とほぼ同じ仕事をしているにも関わらず、「基本給が大幅に減ったのは待遇格差だ」として訴訟した裁判で、最高裁は審理を高裁に差し戻したという報道がメディアに流れた。 裁判の是非はさておき、これを「自分ごと」として捉えたとき、仕事はいままでと同じなのに、給与が大幅に減額されたとしたら、モヤモヤするかもしれない。 一方で、「仕方ないよな」とも思う。なぜなら、いままで企業によるシニア社員の雇用は「福祉的

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          会社のために頑張ると覚悟を決めたら、撤退ラインを先に引け

          今回のサイボウズ式の特集テーマは「そのがんばりは、何のため?」となっています。 このフレーズを見たときに、前職に所属していたころの心の葛藤が、そのまま書かれていたように感じました。 「自分は何の(誰の)ために、頑張っているのだろう?」「バカバカしいから投げ出したい。だけど、逃げるようで自分で自分が許せない」──。そんなことを考え続けた1年余りだったからです。 暗いトーンで原稿をはじめてしまいました。唐突なワタクシゴトの報告となりますが、今年の4月に、自分にとって理想的

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          「普通」なぼくだけが損している? いや、本当はずっと「多様」の中にいたんだ

          「多様」じゃない自分が損している気持ちになる仕事の中で「多様性」について語られる場面は、こういうのが多い気がする。 「Aさんは数字が得意じゃないので、この仕事はムリだとおっしゃっていて……」 「Bさんは飲み会が苦手なので、できれば参加したくないそうで……」 「Cさんはお子さんが小さいので、早く仕事を切り上げたいそうで……」 「そうか……まあ、多様性の時代だからねえ」 不思議なのは、なんとなく、そういう話の中にいると、まるで自分たちはそうじゃない側の立場であるかのように思

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          「自分に似たスタッフ」を求めてしまう管理職の呪いと解呪

          皆さんこんにちは。中間管理職の編集長、たられば(@tarareba722)です。 今回サイボウズさんより、「多様性」というテーマでエッセイの依頼をいただきました。 多様性、いろいろと考えたすえわたくしに思いついたのは、(政治政策や社会制度の話ではなく)身の回りの仕事のことでした。中間管理職の皆さまが一度は必ずぶつかる問題、「スタッフは自分のコピー(のような能力を持つ人材)がいいか問題」です。 「自分のコピー」を欲しがる管理職と落とし穴思い起こせば幾星霜(いくせいそう)

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          空気を読むことは本当に必要か? 会社ではムードメーカーではなく「ムードブレイカー」になれ

          仕事をしていると「あいつはキャラ得だなぁ」と呼ばれる人がいる。傍目(はため)にはおよそ空気を読んでいるとは思えないのに、なぜか愛されているような存在。 今日はその正体を紐解いてみようと思う。 一般的に仕事のチームワークでは「自分を押し通すこと」と「空気を読むこと」の競合に悩む人たちがとても多い。下の立場の人は、自分を押し通すことが難しく、空気を読むことを求められる局面が多い。 それゆえに冒頭で挙げたような人が「羨ましい」と見られることが多いのだろう。が、断言すると「自分

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          「まだ大丈夫」と心は嘘をつくから。しんどさに素直になる技術の育て方

          ぼくはときどき、ぼくに嘘をつくぼくはムダにプライドが高い。 ちょっと難しそうな仕事を頼まれても「これくらい余裕です」という顔をしてしまう。それで、とんでもないことを引き受けてしまった……とあとから一人で勝手に困っていたりする。 おまけに、ぼくは考えていることがとても顔に出やすいので(だからトランプ遊びもとても弱い)、誰かがすぐに気づいて「大丈夫なの?」と声をかけてくれる。だけどムダにかっこつけたがるので、「大丈夫、大丈夫」と返事をしてしまう。 そう答えつつも、心の中で

          「まだ大丈夫」と心は嘘をつくから。しんどさに素直になる技術の育て方

          「怒る」「叱る」「指導する」の決定的な違い

          「怒る」も「叱る」もなんか違う後輩や部下がミスをしたとき、つい感情的に怒ってしまってあとからウワーッと反省し、「部下 ミス 教える」みたいなので検索して「怒るのは自分のため、叱るのは相手のため」みたいな格言っぽいのを発見しホホーと思った時期もありましたが、正直、ここ最近はその格言っぽいものもピンとこなくなりました。 わたしが見た解説だと、「怒る」のは自分の感情をぶつけるだけで相手のことを考えていない、「叱る」のは相手のために強く言うことだ、だからいいのだ、みたいな主張だっ

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          管理職のきみと、いつか管理職になるきみと、管理職が苦手なきみへ

          こんにちは、Twitterで平安文学や読んだ本の話、働き方や好きなソーシャルゲームの話をしていたら、いつの間にかフォロワー数がだいぶ増えて、あちこちでいろんな原稿を書くことになった、「たられば(@tarareba722)」と申します。普段は出版社で情報系Webサイトの編集長を務めております。 本日はサイボウズさんからのご依頼で、仕事と働き方、それから「そのがんばりは、何のため?」という、いわゆるモチベーションについて思うところを書いてゆきます。 「編集長」という中間管理

          管理職のきみと、いつか管理職になるきみと、管理職が苦手なきみへ

          仕事での「無力感」ってむしろ、なくなってしまったらヤバイのでは?

          こんにちは、朽木誠一郎です。みなさん調子はどうですか、僕は無力です。 「自分を無力と思いがちなあなたへ」というテーマのこの連載ですが、まさに僕は日々、無力感を感じている当事者でもあります。 でも、この無力感って、そんなによくないものなのでしょうか? というより、この無力感ってむしろ、なくなってしまったらヤバイのでは? 仕事を始めて6年目、新人さんよりは少し先輩かもしれない僕の無力感とのお付き合いの仕方が、みなさまのご参考になれば幸いです。 やったことがないことができ

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          世代間ギャップ、若手社員が離職しないために「複数のコミュニケーションルート」が必要だった

          2022年5月、ボクは『Z世代・さとり世代の上司になったら読む本』を出版した。この機会をいただいたのは、出版社からの「近年、中堅・ベテラン世代が、若い世代との間に世代間ギャップを感じている人が多いようだ」との依頼からだ。 龍谷大学が2022年に行なった調査によれば、上司・部下の約7割が、価値観が合わないことをあきらめている、という。 世代間ギャップ自体は、近年起こり始めたわけではなく、人類が誕生したときからあるのではないかと思っている。いや、そこまでさかのぼらなくても「

          世代間ギャップ、若手社員が離職しないために「複数のコミュニケーションルート」が必要だった

          会社内の「無駄な頑張り」はどうすればやめられるのか?

          よく「日本企業の生産性は低い」と言われます。生産性が低いということは、仕事の中に成果には無関係な無駄が多く含まれているということです。実際、多くの職場では「無駄な頑張り」としか思えないような業務がそのまま放置され続けています。 たとえば、ほとんど何も決まらないのに時間だけが浪費される定例会議や、稟議で承認を得るための形式的なスタンプラリー、メールや電話だけで済ませられる用件なのに「とりあえず会ってご挨拶させていただく」ことを良しとする慣習などは、多くの日本企業にはびこる「

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